敏感肌用bbクリームの選び方|配合成分やSPF値を確認しましょう

肌荒れについて

今や、お手軽時短メイクとしてすっかり定着したbbクリーム。
韓国をはじめとした海外ブランドだけでなく、国内大手ブランドからも次々とラインナップされています。

重ね塗りしなくてすむので、お肌への負担をなるべく増やしたくない敏感肌の方は、ぜひ取り入れたいアイテムです。

でも、商品が多すぎてどれを選べば良いかわからない・・・という話を良く聞きます。

そこで今回はbbクリームの選び方について解説を行っていきます。

本来のbbクリーム

まず、「bb」とは「Blemish Balm」の略語で、「損傷した部分用の軟膏」という意味があります。

韓国発のイメージがついていますが、もともとはドイツの皮膚科が、ピーリングなどの治療をした後でダメージを受けた肌を、保護する目的で生まれました。

そのため、本来は肌の敏感な方用に作られた、肌の負担が少ない商品だったのです。

しかし、美容大国の韓国で人気が出て、日本でも爆発的にヒットするに連れ、本来の意味と少しずつ変わってきているようです。

朝の忙しいメイクの時間を少しでも減らしたい女性のニーズに応えた、美容液、日焼け止め、ファンデーションが1本になった、「1本でキレイになれる多機能商品」が増えてきています。

敏感肌の女性にとっては、肌への負担がないことが最も重視したいポイントですから、その商品のコンセプトや配合成分をしっかり確認して選んでいきたいですね。

では、敏感肌用のbbクリームを選ぶ時に、確認しておきたいポイントを、ご紹介します。

保湿効果のみの配合成分のシンプルなものを選ぶ

最近では、美容効果の高い成分を○○種類配合など、成分の多さを売りにしている商品が増えてきています。

草木でかぶれる方もいるように、いくら天然からとれた成分であっても万人の肌に合う成分はありませんので、配合成分が多いほどアレルギーをひきおこす可能性が増えてしまいます。

敏感肌にとって、保湿が最も重要です。角質が乾燥してめくれあがり、キメが荒れた状態では、肌のバリア機能が低下してしまい、外部からの刺激をうけやすくなります。

保湿のみを追求した商品を選ぶようにしましょう。

SPF値の低いものを選ぶ

紫外線は夏の暑い時期だけではなく、冬でも降り注いでいることが広く知られるようになり、紫外線ケアは1年中かかせないアイテムとして浸透しています。

では、SPF値が高いものほど肌にとって良いのでしょうか?

SPF値は、何も塗っていない状態に比べて、日焼けがおこるまでの時間を何倍に伸ばせるのか、を表しています。

SPF値15では15倍に、SPF値50では50倍、日焼けがおこるのを遅らせることができるということになります。

アウトドアなどの場合は別ですが、日常生活では長い時間、外で紫外線を浴びる方は少ないのではないでしょうか。

また、メイクが崩れてしまっては、いくらSPF値が高くても十分な効果を発揮することはできません。

紫外線をカットする成分として、主に、紫外線吸収剤と紫外線反射剤があり、紫外線吸収剤の方が肌に刺激を与えやすいと言われています。

しかし、紫外線反射剤しか配合していない商品でも、高いSPF値の商品では配合量を増やしているため、肌を覆って呼吸を妨げたり、肌の乾燥をひきおこしてしまいます。

SPF値が15以下の商品を選ぶようにし、メイクが崩れたらこまめに塗り直すことをこころがけましょう。

最後に

皮膚科で実際に使用してされている商品が出ています。
これは、まさに本来のbbクリームのコンセプトに合った、肌に負担の少ない処方です。

敏感肌の方は、まずこうした商品から試してみることをおすすめします。

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