超敏感肌でも使える化粧品とは|化粧水のみで保湿するシンプルケア

肌荒れについて

自分が敏感肌だと感じている女性は、4人中3人とも言われています。

なかでも、どんな化粧品を使っても肌がカサカサする、粉を吹いたようになる、痒くなる、皮がむけるなど、「超敏感肌」の女性にとって、化粧品選びは深刻ですよね。

私もアトピーやアレルギーがあり、すぐに痒くなってしまうので、これまで、敏感肌用と言われる化粧サンプルをいろいろ取り寄せて試してきました。

サンプルを試して肌に合うかな、と思っていざ買ってみると、
やはり痒くなってきて、ほとんど1本捨てることになったり。。。

いろいろ試してみて最終的に行ききついたのは、

  • 何もせずにとにかく肌をリセットする
  • 必要なものだけ肌に入れる

というシンプルなお手入れでした。

とにかく肌をリセットする

肌は本来、体を外部の刺激から守る器官なので、保護する機能が備わっています。

肌の内部にしっかり水分をため込むことで、緻密な層を作りアレルゲンなどの刺激物質が肌に入らないように守る働きがあります。

また、皮脂腺から適切な量の皮脂を出すことで、表面に皮脂膜を作り、水分が逃げないように守り働きがあります。

肌の細胞は、約28日間の周期で生まれ変わりながら、きちんと肌を守るようにできており、本来は、化粧品を使わなくても良いはずなのです。

私の場合、弱った肌に補ってあげようとするあまり、化粧水、美容液、クリーム、パック・・・とにかく何でも塗りすぎてしまい、もともと持っている肌のリズムを崩してしまっていたようです。

何を使っても痒くなってしまうので、とにかく、肌をもとの状態に戻してみようと思いたち、化粧水を含めすべて使用を中止しました。

初めのうちは乾燥が気になりますが、しばらく我慢すると、皮脂が天然のクリームとなって潤いを守るのが実感できます。
こうして、肌が回復して本来のリズムを取り戻すのを待ちました。

必要なものだけ肌に入れる

敏感肌から脱却するために必要な成分は「水」です。肌の内部に水分をきちんと保持することができれば、刺激にも負けず、ふっくらと美しい肌を保つことができます。

私の場合、美容成分や油分を与えすぎることで、表面は一見潤って見えるのに、実は内部の皮膚には水分が少ない、いわゆる「インナードライ」の状態になっていました。

肌が落ち着いてきたら、水がほとんどの成分を占める「化粧水」のみのスキンケアに切り替えました。

化粧水を選ぶポイントは、刺激を与える可能性のある成分ができるだけ入っていないこと。

アルコール、防腐剤、合成界面活性剤、着色料、香料などは、刺激を感じやすいので避けることはもちろんですが、美容成分がなるべく少なく、水が主体のものを選びます。

水100%でできている商品、水の精製にこだわった商品などもありますので、そうしたものを選ぶのも良いかもしれません。

化粧水の使い方のひと工夫

ここで、使い方もひと工夫します。高機能の化粧品には、水分を持続させたり、奥まで浸透させたりするための成分が多く含まれています。

成分をシンプルにした分、より多くの水分を肌の奥までしっかり入るようにしましょう。

お風呂でぬるめのお湯につかった後、十分に毛穴を開かせた状態で化粧水をたっぷりパッティングします。(お風呂からあがった10分以内が勝負です。)

使う化粧水の量ですが、もうこれ以上水分が肌に入らないと感じるくらい、肌が十分にもちっとしてくるまで、パッティングを続けます。

私は肌が薄い方なのですが。肌の奥からもちっと潤って、肌の密度が上がったような感じが実感できましたよ!

化粧水だけではどうしても乾燥が気になる場合は、皮膚科で処方されるプロぺトなどを部分的に塗って、保護してあげると良いですよ。

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