肌にいいと言われるコラーゲン、実は嘘?|大切なのはとり方!

コラーゲンについて

お肌が気になる女子なら、一度は買ったことのある「コラーゲン」食品。
コラーゲンサプリ、コラーゲン鍋、コラーゲングミ、コラーゲン飴・・・
今や、コンビニなどでも、コラーゲン食品で溢れていますね。

コラーゲンと言えば、「お肌がプルプルになる」「ツヤツヤになる」など、肌にいいというイメージがあります。

ですが、最近、インターネットやテレビで、
「コラーゲン鍋をいくら食べても、肌に効果はない」
「プルプルになったというのは嘘」、という話をよく耳にします。
本当のところはどうなのでしょうか?

コラーゲンを食べても肌に効果はない?

コラーゲンを食べても効果がないと言われる根拠として、コラーゲンを食べても、消化吸収の過程でアミノ酸に分解されてしまい、コラーゲンそのものとして吸収されるわけではないことがあげられます。

バラバラになったアミノ酸は体内で再び合成されるのですが、この時、コラーゲンになるのか、それ以外のたんぱく質になるのかは、わからないのです。

もし、仮にコラーゲンになったとしても、コラーゲンはお肌以外の部位にもあります。
軟骨、靭帯、どこのコラーゲンとして使われるのかはわからないのです。

肌に効果が出るコラーゲンの取り方

ですが、こんな研究結果もあります。

大阪大学が常盤薬品と合同で行った研究で、しわの気になる女性20名を対象に、低分子コラーゲン配合のドリンクを2か月間服用しました。
その結果、皮膚の弾力やしわの本数に、改善がみられたそうです。

このデータ以外にも、身の回りで、コラーゲンを食べて実際に効果を実感した方、たくさんいらっしゃいますよね?
肌に効果のでるような、「取り方の工夫」があるようです。

低分子化したものをとる

コラーゲン鍋など食品でとるコラーゲンは、たくさんのアミノ酸がつながった構造で、
高分子と呼ばれています。
分子が大きいので、食べてとっても、吸収されにくいデメリットがあります。

一方、低分子コラーゲンは、アミノ酸が数個つながったプチドという構造をしています。
コラーゲンに比べて分子が小さく、体内に吸収されやすいのが特徴です。
効果的に摂取するには、低分子化したものをとるのが良いでしょう。

ビタミンCと一緒にとる

コラーゲンドリンクなどには、必ずビタミンCが一緒に配合されています。
その理由は、コラーゲンを合成するには、ビタミンCの存在が必要不可欠だからです。
ビタミンの含有量などにも、注意して選ぶと良いかもしれません。

夜、寝る前にとる

成長ホルモンが活発に出て体の細胞がつくられるのは、夜10時~朝2時と言われています。
肌も、この時間最も活発に生まれ変わります。
夜寝る前にコラーゲンをとり、早く寝てしっかり睡眠をとるのが、美肌への近道でしょう。

毎日、継続してとり続ける

コラーゲンは肌の奥にあり、完全に生まれ変わるのには、半年~1年ほどかかるそうです。
研究結果からも、効果が検証できたのは、2か月後でしたね。
やはり、たまに大量にとるよりも、コツコツ毎日続けることが肌にとって良いようです。

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